2010/05/31

紀尾井ホール

 昨日はガーデン・プレイス・クワイヤ合唱団の定期演奏会に出演してきました。合唱の編成は40人弱で決して大人数ではありませんでしたが、大入り満員のホールの隅々までしっかりとブラームスの音楽で満たすことができたのではないかと思います。残響の多い大きなホールでははっきりしないドイツ語の発音もしっかりとできていて、団員さんの努力の跡が伺えました!ソリストの成田さんと小川さんは本当に豊かで深い声、櫻屋敷さんの指揮は重くのっぺりしがちなブラームスの音楽に推進力と明暗を与え、一緒にピアノを演奏した長崎さんの音色は柔らかく、紀尾井ホールの響きはとても気持ちよくて、演奏していて本当に楽しく幸せなひと時でした!

 もう一曲のシェーンベルクは無伴奏だったので、舞台裏でモニターを通して聞いていましたが、かなり難易度の高い無調の曲をよく演奏されていたと思います。曲中のソロは団員さんが歌われていましたが、堂々としていて素晴らしかったし、開演前のプレトークで櫻屋敷さんがブラームスとシェーンベルクに共通する「モチーフの展開」について椅子を使って説明されていたので、それを聞いたお客様は難しいシェーンベルクにも入り込みやすかったかもしれません。

 写真はセッティング前のステージ。本当はピアノがセッティングされた状態の写真を撮ろうと思っていたのですが、うっかりして忘れてしまったので、団員さんのお一人が撮ってくださった写真をお借りしました。普通2台ピアノを使う場合は横向きに互い違いに置くのですが、今回は指揮者と合唱団の間に縦に2台並べ、蓋も取り払っての演奏でした。珍しいセッティングで普段とは違う聴こえ方に慣れるのに少し時間がかかりましたが、客席には合唱と上手く交じり合って聞こえたのではないかと思います。

2010/05/28

お買い物デー

 今日は夏物の衣料品を買いに隣町まで行ってきました。冷房対策にしわになりにくいカーディガン、本番にも使えそうな黒のトップス、流行のマキシ丈のワンピースと、スモーキーピンクのサンダル。どれもセールで安くなっていたので、お得な買い物でした!

 写真は途中で立ち寄ったタリーズの新商品、アンズスワークル。結構酸っぱくて後味も甘すぎず、タリーズのスワークルの中では一押しです!

2010/05/27

現代音楽

 先日、6月1日のライブに向けて、オンド・マルトノ奏者の久保さんと練習をしてきました。久保さんのお宅は音楽家専用のマンションで、自宅にも小さな防音室があるのですが、合わせはいつも敷地内の共同サロンでします。サロンはガラス張りになっていて、私達が合わせをしていると、よくマンションの住人達が「あの楽器はなんだろう?」と覗きにくるのですが、音楽家でもなかなか生のオンド・マルトノを目にすることはないので、きっと近所でも評判になっているのではないでしょうか?

 写真はライブで演奏するミュライユの曲の一部。いわゆる現代曲です。現代曲は自分のパートを演奏するのも大変ですが、アンサンブルとなると相手のパートも理解しないといけません。音はもちろんリズムも複雑で、これを頭に入れるのはかなり数学的な作業です。私の場合は、まず自分のパートを徹底的に理解して指定のテンポで演奏できるまで練習したら、自分以外のパートを演奏してみます。その次に全員のパートを同時に演奏して作品の構造を把握します。後は共演者の呼吸やその会場の響きにあわせた間をとることなどにしか気を払いません。つまりクラシックの作品を演奏する時と全く同じ手順なんです。作品の捉え方は一緒、演奏中に注意していることも一緒。要は作曲家の表現したい内容と手段が時代と共に変化しだけで、私にとってはクラシックも現代曲も大きな差はありません。

2010/05/26

日本蜜蜂

 先日お散歩した時に見つけた立派な藤棚。よく見ると小さな日本蜜蜂と丸っこくてちょっと大きな西洋蜜蜂が仲良く一緒に蜜を吸っていて、藤棚の下のベンチで休んでいると、甘い香りとブンブンいう蜂たちの羽音にまどろんでしまいそうな気持ちのいい午後でした。

 養蜂をやっているご近所さんが言っていましたが、日本蜜蜂は気難し屋で、ちょっとでも気に入らないことがあるとすぐに群ごと移動してしまうそうです。そこのお宅では巣箱二箱の世話をしていたのですが、そのうち一箱のファミリーはある日忽然と姿を消していたそうで、手塩にかけて育てていたご主人はしょんぼりしていました。残った一箱のファミリーまでいなくなっては大変と、金網で台座を作って通気をよくしたり、箱の周りに木の枝を置いて外敵に分かりにくくしたり、その様子を見ているとご主人の愛情を感じます。これだけご主人が手間暇かけているのだから、また美味しい蜂蜜を作ってくれるといいなと、私も影ながら応援しています!

2010/05/25

暑いな~

 音楽家は練習する時に窓を閉め切るので、夏場はエアコンがないと仕事になりません。私の練習室にももちろんエアコンがあるのですが、最近調子が悪くて、電源を入れてる時間の半分くらいは冷風が出ません。もうそろそろ買い替え時かなと思っていたら、デスクトップパソコンもオーバーヒートで調子が悪くなりました。演奏会の準備にMP3レコーダーも必要と思っていたところだったのですが、全部いっぺんには買えないので、とりあえずエアコンから検討してみようかな。

 写真は暑さをしのいで日陰で昼寝している猫さん達。この子達は仲良しで、暑くてもぴったりくっついています。

2010/05/24

冷凍オクラ

 最近妹がよく使っている冷凍オクラ。今まで冷凍の野菜は食べたことがなくて、恐る恐る味見させてもらったんですが、これが美味しい!とっても手軽だし、しかも安い。

 もちろん生から調理するのがベストですが、本番がたてこんでくるとどうしても外食に頼りがちになってしまうので、そんなときでも便利で美味しいものがあれば自炊する気になれるはず。ここからしばらくは忙しくなりそうなので、このオクラも大活躍してくれることと思います!

2010/05/23

シューベルトはお好き?

 フルートの友人のリサイタルで、久しぶりにシューベルトの「しぼめる花の主題による序奏と変奏」を演奏することになりました。この曲はシューベルトが自作の歌曲をもとに書いた作品で、フルートもピアノも超絶技巧なのに聞いている側にはそんなに大変そうには聞こえないという、演奏家としてはできれば避けたい一曲ですが、フルーティストにとっては大事なレパートリーで、何度演奏してもそれは大変な想いをします。前回この曲を演奏したのはもう5年前。友人が受けたコンクールの伴奏だったのですが、その時はたまたま満足のいく演奏ができたため、できればそれを有終の美としたいなーと思っていました。でもまたやることになったからには、前回よりもさらに充実した音楽を表現したいものです!

《 田中桂子フルートリサイタル vol.5 「道」 》

フルート:田中桂子
ピアノ:藤田朗子

曲目:
モーツァルト / ソナタ イ長調 作品12
フォーレ / ファンタジー
ゴーベール / ソナタ第3番
シューベルト / しぼめる花の主題による序奏と変奏 作品802

日時:6月22日(火)19時開演(18時半開場)
会場:すみだトリフォニーホール 小ホール(130-0013 東京都墨田区錦糸1-2-3)
チケット:一般3000円 学生1500円(全席自由)
お問い合わせ:La Flûte Enchantée(090-2301-5875)
Mail:keiko-flute@nifty.com

 田中桂子さんはヨーロッパでお琴と一緒に演奏するなど意欲的な活動をされているフルート奏者で、実はご近所さんでもあります。今回のプログラムはシューベルトの他にもフルートの魅力がたっぷり楽しめる曲ばかりですので、皆様どうぞ聴きにいらしてください!

2010/05/22

男の子?女の子?

 ここ最近我が家の近くでよく見かける野良猫さん。ずっと男の子だと思っていたのに、なんだか近頃お腹が大きくなってきたような・・・。もうしょうがない、うちの敷地内で産むのは構わないけど、子育てだけはしっかりお願いしたいところです。

 性別間違いと言えば、最初私はネギのことも女の子だと思っていました。保護してすぐに連れて行った獣医さんのところでメスだと診断されたので、すっかり信じてイチゴ柄の赤い首輪なんてつけさせていたのですが、保護して一ヶ月ほど経った頃に猫好きな友人が遊びにきて「この子、男の子だよ。」と教えてくれたのです。「えー!今まで女の子として育ててたのに!!」という感じでしたが、男の子でもネギであることに変わりはないのだし、数日でネギ=♂ということに慣れました。仔猫の性別判断はとても難しいらしく、しかも今考えると診断したのはアシスタントの先生だったので仕方ないのかもしれませんが、これでショックを受ける飼い主さんは他にもいるような気がします。

2010/05/21

土下座?

 今日はとても暑かったですね。昼過ぎになんとなく気が向いて台所を大掃除したのですが、途中でュースをつけたらちょうど真夏日のところもあると伝えているところで、暑いのが苦手な私はそれを聞いただけで疲労感が倍になったような気がしました。

 さて、その暑さにやられたのかどうか分かりませんが、ネギが変な格好で座ってるのを見かけました。最初はこの格好のままひざの辺りを舐めていたのですが、名前を呼んだら顔をあげて、それはそれで土下座しているように見えて滑稽な座り方になってしまいました。他の子もこんな風に座ることがあるのでしょうか?

2010/05/20

ピザ

 今日は来客があったので、グルメな音楽仲間がよく行くイタリアンに行きました!前菜にはプロシュートとブロッコリーのオイル炒め、パスタはアーリオ・オーリオ、マルゲリータとチーズのピザ、デザートはティラミス!私は全くの下戸なのでイタリアワインは飲めませんが、その分いつも食べることに専念します。

 写真はチーズのピザ。石釜焼きのピザはみみまで香ばしくて、いくらでもペロリと食べれてしまいます!

2010/05/19

ものもらい

 今月から夏までは結構ギチギチに予定が入っているため、今から少し先の本番の曲の練習を始めているのですが、あまり根を詰めすぎると身体にいろいろ故障が出てきます。症状は二枚爪のような割と早く治るものから腱鞘炎まで様々ですが、私の場合、細かい現代曲の楽譜を譜読みするとなりやすいのが、ものもらい。これはすぐに治るので楽な方なのですが、あまりひどくなってしまうと眼帯をしなければならないこともあり、普段の生活がとても不便になります。

 今回はどの本番の楽譜も大分前にもらっていたので、結構のんびりしていたのですが、のんびりしすぎて予定していたよりも譜読みが遅れてしまい、それを取り戻すために毎日何時間も続けて細かい楽譜を読んでいたら、利き目の右目にものもらいができてしまいました。幸い今週は外出する予定がなかったので眼帯は必要ありませんでしたが、楽譜も見にくいし早く治してしまわなくては!

2010/05/18

演技派2

 数日前にセロが迫真の演技で呼吸困難のふりをしていましたが、実は彼には前科があります。

 まだ仔犬の頃、しつけ教室のパピークラスで先生が説明をしているのを生徒達が輪になって聞いていた時でした。隣にいた子にちょっかいを出されたわけでもないのに、セロはいきなり「キャイン!」とないて、部屋の真ん中に前脚を引きずりながら出てきたのです。そして皆の中心で「脚が痛いよ、ほら、ほら。」とひきずっていた脚を上げてそこにいた全員の注意をひいたのです。もちろん私達は慌てて調べたのですが、触っても痛がらないし外傷もなく「どうしたんだろう?」と思っていると、「さてはセロ君、仮病だな?」と先生。さかのぼること数日前、遊んでいる最中に脚をひっかけたセロが「キャン!」とないたことがありました。そのとき周りにちやほやされたのを覚えていて、注目を浴びたくて痛いふりをしたらしいのです。

 すっかり気が抜けた私達は呆れてものも言えませんでしたが、本人は「バレちゃった。テヘヘ。」という感じで悪びれた様子もなく、人の子と同じできちんと育てないと大変だと思った一件でした。

2010/05/17

夜間飛行

 ようやく暖かくなってきて、陽が落ちるのも大分遅くなってきましたね。いつも19時頃の飛行機に乗る路線があるのですが、まだ明るい地平線にゆっくりとゆっくりと夜の帳がおりてくるのをじっと見ていたら、あっという間に到着地に着いてしまいました。ほんの一ヶ月前の窓の外は真っ暗だったのに。

 この日、空はどんどん深い藍色なっていって、やがて満天の星空になりました。雲は地上からの灯りでオレンジ色に輝いて、とても素敵な夜間飛行になりました。

2010/05/16

蕎麦打ち発表会

 今日は近くの公民館で蕎麦打ちサークルの発表会があったので、お昼に打ちたてのお蕎麦を食べてきました。いただいたお蕎麦はコシもあって香りも良く、とても美味しかったです!

 発表会は近所の数団体が年に何回か開いているようで、地元のケーブルテレビが取材に来ていました。お蕎麦はその場で食べれるようにテントが張られていて、わさびやねぎ、蕎麦湯もちゃんと用意してあり、これで一人前300円、お持ち帰り用は三人前で800円!

2010/05/15

演技派

 先日妹とリンゴを食べていた時のこと。果物大好きなセロはどちらからお声がかかってもいいようにと、私と妹のちょうど中間地点で「僕いい子にしてるよ」アピールをしていたのですが、その日はどちらからももらえませんでした。

 そして私達が最後の一切れを口にしてしばらくたった頃、セロが急に苦しそうな息遣いでヨロヨロしだしたのです。まるで呼吸困難に陥ったかのようなその状態に、先日の中毒症状を思い出した私達は「また具合が悪くなったの!?」と焦ったのですが、しばらくフーフー言ってはこちらを伺ったりして、どうも様子がおかしい。そうです、リンゴが欲しいが為の演技だったのです。

 しばらくそうやって迫真の演技をしていたセロは、どうやら何ともないことがバレたらしいと分かると、ふてくされて寝てしまいました。まったく人騒がせな!

2010/05/12

五月病

 庭のつつじが綺麗に咲きました!大学時代は通学に山手線を使っていたのですが、5月になると駒込駅のつつじがとても鮮やかで、五月病で「学校行きたくないな~。」と鬱々としていたところをよく助けられました。

 五月病と言えば、大学に入りたての5月のある日、校舎のいたるところに「新入生の皆さん、五月病で学校辞めないでくださいね。」と書かれた張り紙がしてあって、「この大学はそんなに退学する人が多いのかな?」と思った覚えがあります。その張り紙は手書き毛筆のくだけた文体で、その年以外には見かけたことはありませんが、誰がそんなメッセージを貼ったのかは今でも謎のままです。

2010/05/11

ジグソーパズル

 今日は一日中家にこもってジグソーパズルを作りました!確か前に作ったのはまだ高校生の時だったような気がするので、実に十数年ぶりです。

 地中海の街を散歩する猫のジグソーを選んだのは妹。妹はジグソーパズルにはまっていた時期があるそうで、この300ピースのパズルも2時間弱で解いてしまったようですが、私は倍近くかかりました。こういうコツコツとしたマメな作業の繰り返しは好きですが、さすがにちょっと肩が凝りました。

2010/05/10

排ガス中毒

 昨晩からセロの様子がおかしかったので、動物病院に連れていったところ、灯油ストーブの排ガスによる中毒症状と診断されました。ストーブは朝晩の冷え込みが厳しい時にしかつけていなかったし、人に影響がない程度には換気していたのですが、鼻がいいセロは敏感に反応してしまったようです。

 症状は軽かったため何の処置も施されず様子を見ることになりましたが、セロは一日中誰かにべったりと寄り添って「不安だから側にいて。」とクンクン訴えていました。普通動物は本能的に具合が悪いのを隠そうとするそうで、症状が悪化するまで飼い主さんに気づかれないくらい我慢強い子もいるらしいのですが、セロの場合は過剰なくらい甘えっ子になるということがわかったので、これからはもっと早く気づいてあげられると思います。犬友の皆さんには「セロ君、もやしっ子!」と言われちゃいましたが、これからも元気でいてくれればそれだけでいいんです!

2010/05/09

伴奏科

 たまに「伴奏科って具体的に何を勉強するの?」と聞かれることがあります。これを一口に説明するのはとても難しいのですが、名前のとおり伴奏ばかりやっているわけではありません。むしろレッスンではソリストの伴奏をする方が少ないくらいなんです。

 伴奏科というと、一般的には歌曲伴奏のクラスを指すことが多いようです。そこでは曲の内容や語学の研究を通して、歌手との室内楽的なアンサンブルを勉強します。ここで必要とされる特殊能力は移調。日本では「今日は喉の調子が悪いから音下げてくれる?」なんてことは滅多に言われませんが、海外では結構あることなので必須です。

 歌曲伴奏クラスの次に多いのはオペラ伴奏のクラスで、こちらは内容や語学の研究に併せて、オーケストラのスコア譜を読むことや指揮者に合わせて演奏することを学びます。もちろんここでも移調は必須。さらに練習段階では伴奏しながら指揮を振り歌手達に音楽的アドバイスを与えるなど、副指揮者の様な役割を務めることもあり、広い知識が必要とされます。

 そして全世界的に見てももっとも少ないと思われるのが器楽伴奏科。私の知る限りではパリ国立高等音楽院の伴奏科が一番有名で、ここでは多くのことを勉強します。例えば初見試奏はもちろん、スコアリーディング、移調、通奏低音、オーケストラ内での鍵盤楽器全般の演奏などなど。なぜこんなに多くのことを勉強するのかというと、オールマイティなピアニストを育てることが目的だからです。そのため器楽伴奏科を志す人は、ピアニスト並みにピアノが弾ける作曲家か、作曲家並みに楽譜が理解できるピアニストかのどちらかであることが多く、卒業生はいわゆる普通の伴奏の枠内にとどまらず多分野で活躍する人がほとんどです。私が勉強したのもこのクラスですが、私は根性で入試にパスしてしまった口なので、クラスに入ってから周りの天才達についていくのに苦労しました。

 写真はベートーヴェンの交響曲第1番第1楽章冒頭。留学中に指揮科クラスの伴奏を頼まれ、何度もスコアリーディングした思い出深い曲です。器楽伴奏科にはこういったちょっと変わったアルバイトの依頼がたくさんあって、普通のピアノ科にいたらできない経験をたくさん積ませてもらえたことは、今の自分を支える大きな宝です。

2010/05/08

何コレ?2

 いつも車で通る橋の欄干に「ん?何かいたような?」と気になっていたものの正体。その日は次のバスまでかなり待ち時間があったので停留所一つ分歩いてみたのですが、「気になっていたアレは?」と探してみたら、すごくかわいいリスの像でした!

 写真では比較対象になるような物がないので分かりにくいですが、本物とほとんど同じサイズです。歩行者よりも車の方が断然多いような橋なので、この像に気がついている人がどれくらいいるのか疑問ですが、今度誰かとこの橋を渡る時には、ムチムチしているところがネギっぽいリス君のことを教えてあげたいと思います!

2010/05/06

牡丹

 昨日見学した古民家の庭に植えられていた牡丹。牡丹といえば緋色の花びらに黄色のおしべというイメージでしたが、いろんな種類があるんですね。花びらもフリル状になっているものもあって、和風なイメージがすっかり変わりました!調べてみたら芍薬と同じ仲間だそうで、確かにゴージャスな雰囲気が似ています。

 昔は小ぶりで可憐な花が好きでしたが、最近は存在感のある大輪の花も好きになりました。こうやって歳を重ねるごとに、好きなものの範囲が広がっていくような気がします。ということは10年後・20年後はもっとたくさんの好きなものに囲まれている可能性が高いわけですね!

2010/05/05

丹後の節句

 今日は雨の予報でしたが、はずれてとてもいい天気になりました。少し天気がよすぎるくらいで日差しは強めでしたが、しっかり日焼け対策をして近くの公園に遊びに行ってきました!

 その公園には歴史的な茅葺屋根の古民家が復元されていて、その中も見学してきたのですが、今日みたいに晴れてて風が心地よく吹いている日に縁側に寝そべったら、何時間でもお昼寝できそうな素敵なお家でした!庭にはたくさんの花と水琴窟があって、立派な鯉のぼりまで飾ってありました。ひんやりとした古民家の窓から眺める鯉のぼりは、マンションのベランダで泳いでる小さな鯉たちに比べると悠々としていて、とてもゆったりと立派に泳いでいました。

 帰り道にはいろんなお店を覗いてちまきを探してみたのですが、結局見つけることができず仕舞いでした。まあ、丹後の節句は置いておいて、今度どこかで見つけたら食べなくちゃ!

2010/05/04

フランスの電子楽器オンド・マルトノ

 皆さんはオンド・マルトノというフランスの電子楽器を知っていますか?

 オンド・マルトノは、小型の電子ピアノのような本体といくつかのスピーカーで構成されている、本国フランスでもそう簡単にはお目にかかれない珍しい楽器です。本体の鍵盤手前には指輪のついたワイヤーが張られていて、その指輪を動かすと他の鍵盤楽器にはできないグリッサンド(一音一音を区切ることなく隙間なく滑らせるように流れるように音高を上げ下げする演奏技法)ができたり、銅鑼に音を響かせて金属的な音色を出したり、弦に音を共鳴させて弦楽器のような音色を出したり、とにかくいろんな音が出せる不思議な楽器です。

 その音色は映画音楽やCMなどでもよく使われているので、皆さんも気付かないうちにどこかで耳にしたことがあると思います。(実際に演奏を聴いてみたい方はコチラを覗いてみてください!)こんな不思議で面白い楽器、生で聴いてみたいと思いませんか?

 《 La nuit d'onde Vol.3 》

オンド・マルトノ:久保智美・原田節(スペシャルゲスト)
ピアノ:藤田朗子

曲目:
ミュライユ / 南極大陸征服(オンドソロ)
       Tigres de verre(オンド+ピアノ)
       Les miroirs étendus(オンド+ピアノ)
       Mach2,5(オンドデュオ)
鈴木純明 / 秘教的な歌 ~オンド・マルトノ独奏のための~
松本淳一 / Skippin' mirrors
       ~オンドマルトノ・2つの電子メトロノームとカスタネットのための~
                                            ほか

日時:6月1日(火)19時半開演(19時開場)
会場:渋谷・公園通りクラシックス(150-0042 渋谷区宇田川町19-5 B1F)
チケット(1ドリンク付):当日3500円 前売り3000円 
ご予約・お問い合わせ:公園通りクラシックス(03-3464-2701 17時-22時 月曜休)
Mail:kubotomomi@gmail.com

 今回はフランスに留学されていたオンド奏者の久保智美さん主催のライブで、久保さんの先生でもある日本を代表するオンド奏者・原田節さんをゲストに向かえ、今年度の武満徹作曲賞審査員で自身もオンド・マルトノを演奏するミュライユの作品を中心に、まだ若い邦人作曲家の作品を交えての、ファン必聴の企画です!どうぞお聴き逃しなく!

2010/05/03

八重桜

 先日のお散歩中に見つけた八重桜。色の濃い八重桜は桜餅を連想して「綺麗」よりは「美味しそう」と思ってしますのですが、淡い色合いのものはとてもかわいいですね。ネギの鼻と同じ色の柔らかそうな花びらが幾重にも透けていて綺麗でした。まるでバレリーナのチュチュみたい!

2010/05/02

黒ぶちメガネ君

 気がつくと料理をしている妹カップルの横に見知らぬ男の子がいて、できあがった料理をテーブルに運んでいた。もしかしたら妹の彼の友達かなと思ったけれど、今まで会ったことのある彼の友人達とはちょっと雰囲気が違う。その男の子は20代なかば、色白で黒ぶちのメガネをかけていて、背が高かった。「あれは誰?」とこっそり聞く私に「セロだよ。」と答える妹。「は!?」意味が分からなくて混乱する私に、妹は事も無げに「セロは人間になったの。すごく疲れるらしいけど、頑張れば元の姿にも戻れるんだよ。」と言った。そういえば料理中いつも台所の横で「僕にも味見させてくれないかな?」とスタンバイしているセロの姿が見えない。「君、本当にセロ?」私がこわごわ尋ねると「はい、僕セロです。」あっさりと彼は答えたのだけれど、そのあまりに綺麗な日本語に面食らってしまう。それでも平常心を保とうと「でも、人間の姿のままだとハグするのに抵抗あるよね。」と言ってみたら、うーんと何秒かうなった彼はポンっと犬の姿に戻った。「本当にセロなんだ・・・。」我が目を疑っていると、ぐったりとした様子のセロが「ふー疲れたー。」と言って、こてんと横になった。よく見ると、歯だけは人間のままだった。

 今朝見たちょっと変わった夢です。私は夢の中ではどんなに非現実的な事が起きても夢だと気がつかないので、ファンタスティックな夢を見ると結構楽しめます。そのかわり怖い夢を見ると悲惨です。

2010/05/01

ヨットハーバー

 今日はとてもいい天気だったので、午後からヨットハーバーに遊びに行きました。土日はヨットの体験クラスをやっているようで、いつもよりたくさんのヨットが海に出ていましたが、それよりも多かったのはウィンドサーフィンの数!5月になったとは言え海はまだ冷たそうでしたが、波打ち際にもたくさんの親子連れが遊んでいて、みんなゴールデンウィークを楽しんでいるようでした。あと私は初めて見たのですが、大きな凧に風を受けて進むカイトサーフィンをしている人もいて、つい見入ってしまいました!マリンスポーツではスクーバダイビングをやってみたいと思っていましたが、カイトサーフィンも面白そうです。

 写真はウィンドサーフィン。カイトサーフィンは速すぎて上手く撮れませんでした。