2010/10/31

ハロウィン!

 今日佐賀から帰ってきました。演奏会は大入満員の大盛況で、とても楽しいコンサートになりました!佐賀を訪れたのは今回が始めてでしたが、演奏家もスタッフも皆さん温かく迎えてくださり、とても幸せな気分で演奏することができました。食べ物も美味しいし、今度はゆっくり有田焼きの窯など見てまわりたいです!

 さて、今日はハロウィンですね。仏語ではToussaintと言って、この時期学校は2週間のヴァカンスになります。言ってみれば日本のお盆休みなのですが、カトリックに関係ない私は行楽シーズンとばかりによく遊んでいました。

 写真は妹が買ってきたおもちゃかぼちゃ。食べることはできませんが、なかなか味のある形をしています!

2010/10/29

佐賀へ

 明日からしばらく佐賀に滞在します。仕事で地方に行ったら「土地の美味しいものを食べなくては!」と思うのですが、その土地の情報を知っている人がいれば心強いというもの。今回は私以外の出演者全員が佐賀出身の方々なので、お勧めのお料理を教えてもらってきます!

 写真は佐賀名物の小城羊羹。表面に固まったお砂糖が美味しそう!これは空港でも手に入るかな?

2010/10/27

ストーブ始動

 ここのところ朝晩の冷え込みが厳しくなってきましたね。うちでもとうとうストーブを使い始めたのですが、ストーブ前の特等席には必ずネギの姿が。この場所に陣取られると家具の配置上とっても邪魔くさいのですが、跨いでもぶつかっても全然どいてくれません。

 和猫のネギは、ペットショップで見かけるような細身の洋猫と違って、コロコロと丸っこい体型をしています。そのせいか寝ころがって背中の毛づくろいをしようとすると反対側にゴロンと転がってしまうようで、必死に前脚で後ろ脚を押さえています。

2010/10/25

2件の訃報

 先週末に知人が2人亡くなりました。一人はまだ若い優秀な歯医者さん。頑張って闘病されていたのを知っていただけに、突然の訃報にショックを受けました。とても腕が良くて一度も痛い思いはしなかったし、何より先生の持っている柔らかい雰囲気のおかげで怖い治療も全然平気でした。

 もう一人は私の恩師であるパリ音楽院伴奏科前教授のJean KOERNER先生。ここのところ体調が思わしくないとは聞いていましたが、まだ64歳という若さでした。KOERNER先生には留学生活を多方面で支えていただき、私にとってはフランスのお父さんのような優しく頼れる存在で、まだフランスでピアノを借りる前には先生のお宅で何時間も練習させてくださったり、家の保証人になってくださったこともありました。とても素晴らしい音楽家で天才の名を欲しいままにしていたのに、学校でお見かけするとちょっとはにかんだように挨拶してくださるシャイな一面のある方でした。お会いしたのは完全帰国する前にご挨拶に伺ったのが最後で、その後も何度かメールのやりとりはしていましたが、フランスに行ってももうあの笑顔には会えないんだと思うととても寂しいです。

 訃報を聞いてKOERNER先生の写真を探してみたのですが、私は1枚も持っていませんでした。ネット上にも1枚の画像もなかったし、恥ずかしがりやな先生のことだから、もしかしたら写真が嫌いだったのかもしれません。でもこんなに早くお別れしなくてはいけないのだったら、一枚くらい一緒に撮っていただけばよかった。

2010/10/24

箱詰め

 最近ネギがお気に入りのダンボール箱は、ネギにはちょっと小さめ。今日のネギさんは廊下ダッシュで大はしゃぎでしたが、猛スピードで走ってきてはなぜかその箱にムチっと収まります。あんまり騒がしかったので部屋から追い出したら急に静かになったのですが、そっと覗いてみたらやっぱり箱の中。小さすぎて中で丸くなって寝ることもできないのに、なんであの箱がいいのかな~?

2010/10/23

弦が切れた!

 昨日メンデルスゾーンを弾いていたら高音部の弦が切れてしまいました。調律師さんにお願いすればすぐに新しい弦に張りかえてもらえますが、弦が張力に馴染むまで1年くらいはすぐに音程が狂ってしまうため、しばらくはミヨンミヨンと変な音がするのを我慢しないといけません。こればかりはの演奏技術ではどうにもならないため、結構ストレスだったりします。

 ピアノの弦は鋼で出来ていて、230本の弦が総計18トンというものすごい力で張られているため、金属疲労がすすむと切れてしまいます。私のピアノはもう15年以上使っているので、あちこちガタが出てきているのですが、いろいろカスタマイズして自分好みに仕上がっているし、大学に入ったときに祖母が買ってくれた愛着のあるピアノなので、最後まで大事に使おうと思っています。それにやっぱりピアノは高い!前に一度掘り出し物の中古スタインウェイがあるというお話をいただいたのですが、値段が800万円と聞いてあきらめました。弦楽器ほど高くはないにせよ、ピアノもそう簡単には買い換えられません。

2010/10/21

バターケーキ

 昨日は家人の誕生日だったので、結晶型のバターケーキを焼きました!シンプルなレシピで味も素朴でしたが、喜んでもらえたみたいでよかった。

 乳製品に目がないネギは、下準備をしている最中からソワソワとテーブルの上に目をやり、ケーキを焼いている間は台所に漂うバターの匂いを嗅いでいました。食べている間も必死におねだりするので、お皿に残ったくずをほんのちょっとだけあげたら、洗ったのかと思うほど綺麗にお皿の隅々まで舐めてくれました。

2010/10/20

シリコンキッチングッズ

 高温にも低温にも強くてゴムのように柔らかいシリコンのキッチングッズ。うちにもいくつかあるのですが、中でもお気に入りは雪の結晶のマフィン型です!数年前に材料一式をセットにして送ってくれるケーキの通信講座を申し込んだことがあり、どうせならかわいい形にしたいと思って購入しました。それまでシリコンの焼き型を使ったことはありませんでしたが、柔らかいので折り曲げて収納できるし、ケーキも型から外れやすくてとても便利!まだ試していませんが、ゼリー型としてもいいかもしれません。

2010/10/19

デザート命!

 仔猫の頃からカップデザートが好きなネギですが、中でもプリンとヨーグルトが大好物で、どんなに遠くで日向ぼっこをしていてもカップを開ける音がすると飛んできます。もちろんたくさんはあげられないので、食べ終わった後のカップに残った分しか舐めさせないのですが、あまりに一生懸命に舐める姿を見ていたらついつい悪戯したくなり、ちょっとずつカップを持ち上げてみたことがありました。そうしたらネギもつられてゆっくりと後ろ脚で立ち上がったんです!それ以来カップデザートをあげる時はたまに立たせて面白がっていたのですが、最近ではカップを見るとネギが自発的に立つようになってきました。もしやこのまま二足歩行できるようになるんじゃないかと密かに楽しみにしています。

 写真は必死の形相でプリンを余すことなく舐めようとしているネギ。相当力んでいるんだと思いますが、前脚の指が開いています。この後しばらくしてネギの頭を撫でたら、ネギの顔から甘いカスタードの匂いがしました。

2010/10/18

 先日妹が渡り鳥の中継地点になっている沼に遊びに行き、写真を撮ってきてくれました。写真には写っていませんが沼にはたくさんの雁が休んでいて、とても賑やかだったそうです。

 雁といえば森鴎外の小説のタイトルにもなっていますが、私が始めて読んだのは留学先でした。私が留学したての頃はまだフランスでのインターネット普及率は低く、日本語に飢えた私はジャンルを問わずに手に入る小説を片っ端から読んでいたのですが、雁を貸してくれたのはホームステイ先の日本語を勉強しているお嬢さんでした。日本人でも読みづらい漢字や仮名遣いなのに、こんなに難しい作品を勉強しているなんてと驚いた覚えがあります。

 仏語の勉強はとても大変でしたが、使わなくなった今ではかなり忘れてしまいました。やっぱり何事も継続しないとダメなんですね。仏人が日本語で雁を読むほどの高レベルでなくとも、日常会話くらいの仏語はキープしたいものです。

2010/10/16

男の子は血に弱い?

 犬や猫の爪には血管が通っているため慎重に切らなくてはいけないのですが、セロの爪は黒くてどこまでが血管なのか見た目には分かりません。かと言ってほっておくと爪と一緒に血管も伸びてしまい、あんまり伸びすぎると痛くて歩けなくなるんだとか。外飼いや長く散歩をする場合は自然に削れるようですが、セロの場合は家の中にいることが多いので、切る側も切られる側もおっかなびっくりです。

 うちではペットショップの爪きりが上手い店員さんにお願いするようにしているのですが、先日かなり血管ギリギリのところまで切ってくれたようで、出血はなかったけれど念のために止血用のパウダーを渡されました。血管を傷つけると痛みもあるので、セロも爪切りは好きではないのですが、その日は何事もなくご機嫌で帰ってきたのでした。ところが、帰ってきてしばらくすると床にポツポツと血の跡が。びっくりしてセロの爪を確認すると、ほんのちょっとですが血が滲んでいました。慌ててパウダーをつけてすぐに血は止まったのですが、それまで元気だったセロが途端に不安気な顔になり、「ぼく、もしかして血出てたの・・・?」としょんぼりしてしまい、「人間も動物も男の子は血に弱いなー。」となんだか可笑しくなってしまいました!本人はそれどころじゃなかっただろうに、ごめんね、セロ。

 写真はすっかり血も止まって庭で遊んでいるセロ。足下にあるのは仔犬の頃からお気に入りのとうもろこしのおもちゃ。

2010/10/14

楽譜の書き込み

 大分昔に演奏したメンデルスゾーンのピアノトリオ。近くレッスンでみることになったので確認がてら弾いているのですが、今だったら使わないような指番号がふってあったりして、こんなに違うものかとびっくりしてしまいます。そういうのを見つけると、その年月に自分が失ったものと得たものの多さを感じます。

 写真の楽譜は母の持ち物で、学生時代の私の書き込みがあります。メンデルスゾーンのピアノトリオは母と妹と3人でよく演奏した想い出深い曲ですが、当時の私は音楽的な内容より技術的なことに意識がいっていたと思うので、いろいろな経験を重ねた今、また再演してみたい曲でもあります。

2010/10/13

パンプキンケーキ

 先日妹がはね品として安く売られていた野菜をたくさん買ってきたのですが、その中にあった南瓜でケーキを作ってみました!

 生地にはすりつぶした実を練りこみ、その上に角切りの実を散らして焼くこと40分。思ったよりもしっとりした出来上がりでしたが、とても美味しくできました!この南瓜、なんと1個50円。他は全て家にある材料でできたので、安くて美味しいおやつに大満足! 

2010/10/12

冬を告げる虫

 数日前から実家の庭の手入れを手伝っていたのですが、ようやく全てが片付きました。伸びすぎた枝を落とし、ゴミとして収集してもらえるように短く切り分けて、ついでに落ち葉を集めたり雑草を抜いていたらつい作業に熱中してしまって、終わってみると筋肉痛で体が痛い。でも土や草木に触れるのは気落ちが和むし、単純作業も結構好きなんです。

 演奏家として仕事をしていくためには、この単純作業に耐える忍耐力が必要です。なんせ同じフレーズを何時間も何日も練習しないといけないことが多いので、世間一般の人が思っているほど演奏家の練習している姿は華やかでも優雅でもなく、かなり地味な作業の連続です。

 写真は今日発見した雪虫。雪虫とは通称で本当はちゃんとした名前があるのですが、何度聞いても長くて覚えられません。アブラムシの一種で、写真では分かりにくいかもしれませんが、体に青白い綿を纏っています。とても小さくて飛ぶ力も弱く、風に流されて飛んでいる様も雪に似ていてますが、雪虫が飛ぶようになると初雪はすぐそこまで来ているという証。今年は秋になっても暖かい日が続いていましたが、冬は着々と近づいているようです!

2010/10/10

映画

 フランスでは映画館のチケットが10ユーロ(約1200円)くらいと日本よりかなり安いのですが、学生割引ともなると7ユーロ(約800円)くらいになるので、留学中は日本にいた頃よりもよく映画館に行きました。それまで「映画はストーリーが大事。テレビでも全然問題ない!」と思っていたのですが、大きなスクリーンと大音響で観ることに慣れてしまうと、テレビでは物足りなくて、帰国後も頻繁に映画館に通うようになりました。日本でもレイトショー割引などがありますが、もうちょっと全体に安くなるといいのにな~。

 写真はパリでよく通っていた映画館がある一角。レストランや雑貨屋さんが並ぶ素敵なショッピングモールの突き当たりに大きなシネコンがあって、そこで何本も映画を観ました。ちなみにこのショッピングモールは昔のワイン倉庫街で、蔵を改造してお店にしています。地面にはその頃の名残のレールがそのまま残されていて、お散歩するだけでも楽しい!

2010/10/09

庭のお花

 お隣さんからお庭で育てているお花をいただきました!フラワーショップに並んでいるようなハイクラスのお花は入っていませんが、素朴で生き生きとしていてとてもかわいい!特にこんなにたくさんのほおずきなんて、間近で見るのは久しぶり。浅草寺のほおずき市などは夏に行われるので、その頃しか咲かないのかと思っていましたが、ほおずきってハロウィンカラーでこの時期にぴったりです!

2010/10/08

秋眠暁を覚えず?

 10月に入ったというのに、まだまだ暖かい日が続いていますね。湿度は低いし空気は澄んでいるし、とっても気持ちよくて朝はなかなか起きれません。お布団の中でまどろむのはいつだって気持ちいいものですが、私は断然春よりも秋の方がいつまでもぬくぬくしていたい欲求が高まります。

 写真は寒がりのセロ。ハロウィンを飛び越してすでにクリスマス仕様な毛布にくるまっています。

2010/10/06

レモンパイ

 昔はあまり好きではなかったレモンパイ。いつの間にか大好きになっていました!きっかけは多分、留学中に食べた日本ではありえないくらい酸っぱいレモンパイ。「何これ、デザート?」というくらい酸っぱかったのですが、それがとっても美味しかったんです。もともと酸っぱいものはちょっと苦手なんですが、苦手成分が強すぎて逆に好きになってしまったのは、後にも先にもレモンパイだけかも。

 写真は先日いただいたレモンパイ。このレモンクリームは結構酸っぱめでしたが、上のメレンゲがふんわりと甘くて、タルト生地は硬すぎずしっとりしすぎず、三層が絶妙なハーモニーでとっても美味しかったです!

2010/10/05

少しは元気になったかな?

 最近ずっと吐いてばかりだったネギ。ようやく昨日あたりから体調が落ち着いてきたようで、少しずつですが吐く回数が減ってきました。吐いた後は本人も気落ちするのか、申し訳なさそうに大人しく丸まって寝ていることが多いのですが、少し元気になった途端走り回ってはちょっかいを出してきます。まだ若いしオスだからしょうがないのですが、落ち着いたメスを見るとちょっと羨ましかったりもします。早くネギも大人になってくれないかな~。そうしたら縁側で一緒に日向ぼっこできるのに。

 写真はちょっと眠たくて不機嫌そうなネギ。本当は丸くなって寝ているところを撮ろうとしたのですが、カメラを構えたら起きてしまい、「何か変なことする気だったでしょ!?」と不信感満々な感じです。

2010/10/04

お知らせ

 Duo Transpneumaのあいかたでもあるテューバ奏者の橋本晋哉と、バリトン歌手の松平敬さん。何でもやってしまうのこの二人による低音デュオが、近々3度目のライブを開きます!

 このデュオは毎回意欲的に曲を委嘱しているのですが、今回は間もなく80歳を迎える松平頼暁さんに曲を書いていただいたようです。ちらっと楽譜を覗いたら小道具が多くて大変そうでしたが、とっても面白そう!さらに自分達でも1曲ずつ新作を書くそうですので、どうぞお聴き逃しなく!


le tuba rencontre... vol. 7
《 低音デュオ3rdlive 》


声:松平敬
テューバ:橋本晋哉

曲目:
松平頼暁 / Rotation I(委嘱新作)
田中吉史 / 科学論文の形式によるデュオ(改訂初演)
鈴木治行 / 沼地の水
松平敬 / 天井のコラール(初演)
橋本晋哉 / 海峡(初演)                    他

日時:11月4日(木) 19時開演 (18時半開場)
会場:門仲天井ホール(135-0048 江東区門前仲町1-20-3 東京建設自労会館8F)
料金:当日3000円 前売り2500円(もんてん会員500円引き)
お問い合わせ・予約:teion2@me.com

 今回私は出演しませんが、当日受付をお手伝いします!

2010/10/03

なかなか進まないけれど

 2年ほど前から時間を見つけては編みつないでいるストール。かぎ針編みは始めて日が浅いうえ、私のレベルだとモチーフをひとつ編むのに30分はかかるので、なかなか先に進みません。忙しい時期にはまったくさわれないので、しばらくぶりに引っ張り出すと編み方を忘れてしまっていたりして、編み加減もまちまちで形もいびつです。本当は出来上がったらプレゼントしたい人がいたのですが、試作品みたいになってしまったので、とりあえずこれは自分で使う予定。あんまり上手じゃないけれど、自分で作ったものにはそれなりに愛着があります。

 このストールは円形のモチーフ217枚で完成なのですが、まだ105枚しか編めていません。この調子じゃいつ出来上がるのか分かりませんが、寒くなってくると毛糸にふれるだけで気持ちも和らぐので、気長に頑張ります!

2010/10/01

治ったと思ったのに・・・

 今年の夏は暑くて大変でしたが、ひとつだけよかったのはネギの吐き癖が治ったこと。いろいろ調べても結局原因がわからなかったので、食後すぐに水を飲ませないとか、普通は一日2回の食事を細かく分けてみるとか、ちょっとでも効果があったと小耳に挟んだことはいろいろと試しました。そのおかげか暖かくなるに連れ吐く回数も減ってきて、ペットホテルに預けたあたりからはほとんど吐かなくなっていたのですが・・・。

 ここ数日なぜかまた吐く回数が増えてきています。猫だからしょうがないのですが、小さな隙間を見つけては中に入ってそこで吐いたりするので、掃除も大変です。それでも本人は元気に駆け回っていますが、体調も心配だし何とかならないのかな。

 写真は生後半年くらいのネギ。この頃は全然吐かなかったのになー。