2012/12/28

八の字セロ

 ここ数日の寒波の影響で、外出するのがためらわれるほど寒い毎日が続いていますね。寒いのが苦手なネギは暖かいところを家中探しまわって、見つけたら動こうとしませんが、寒くても外に出たいのはワンコたち!妹カップルのところのセロも他のワンコと同じく、寒かろうが吹雪いていようがお散歩が待ち遠しくてしかたありません。

 写真は「お散歩はまだ?」という表情のセロ。リラックスしている証拠に前脚がやたらに広がっていますが、夕方になってもお散歩に連れていかないと、次第に脚が閉じていき表情も真剣になっていきます。昨日は犬好きの知人が遊びにきてくれたので、セロはたっぷり遊んでもらったはずですが、それはそれ、これはこれ、ということかな?

2012/12/24

ビュッシュ・ド・ノエル

 今年も残すところあとわずかとなりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?今日はクリスマスイブということで、妹カップルと一緒にフランスのクリスマスケーキ「ビュシュ・ド・ノエル」を作りました!

 「ビュシュ・ド・ノエル」とは「クリスマスの薪」という意味で、クリームで丸太のようにデコレートしたロールケーキのこと。よく見かけるのはチョコレートクリームのものですが、今回はラム酒のきいたマロンクリームで作ってみました。写真では見にくいかもしれませんが銀色のアラザンとホワイトチョコレート、粉砂糖などをトッピングしてあります。味はなかなか濃厚で、一切れで大満足!

 私はお菓子作りの経験が少ないので、今回はサポート役に徹するつもりだったのですが、なぜか表面のクリームを絞り出す係りに任命されたので、ちょっとプルプルしながらもなんとか頑張りました。食べる喜びはもちろん、作る楽しみもしっかり満喫したクリスマスになりました!

 ここ数日は師走の忙しさにドタバタしていましたが、年内の仕事も全て終え、あとは来年の準備をするばかりとなりました。12日の本番も無事に終えることができ、ここから先しばらくのんびりしたら年明けには山のような試験が待っています。学生の皆さんは年度末の忙しい時期になりましたが、年末年始は家族と一緒の時間を過ごして英気を養ってくださいね!

 では、皆様素敵なクリスマスをお過ごしください。Joyeux Noël !!

2012/12/10

猫の声のような・・・

 先日、勤務先までちょっと遠回りして人通りの少ない道を歩いていたら、日当たりの良い場所に何匹か猫がいました。みんなそのあたりに住みついている野良のようでしたが、まるまると太って毛艶も良く、耳には去勢を表すカットが入っている子までいました。どなたかきちんと世話している方がいるんですね。その中の一匹がとってもひとなつこくて、しゃがんでなでていた私の膝によじ登り、甘えた声で鳴いて気持ちよさそうに目を細める姿にすっかりノックアウト!それからは特に用がなくてもその道を通ってしまいます。ネギも朝だけでなく普段からこうだったらいいのにー。

 さて、そんな猫たちにデレデレな私ですが、オンド・マルトノの音も猫の声に似ていると思うのです。もう何度もこのブログでも紹介していますが、オンド・マルトノとはフランス生まれの電子鍵盤楽器で、なんとも形容しがたい不思議な音が出ます。鍵盤の手前には指輪がついているワイヤーが張られていて、そこに指を嵌めて動かすと、まるで弦楽器のように音と音の継ぎ目が滑らかなグリッサンド奏法ができ、中高音域でこのグリッサンドをすると猫の声ような音が出ます。他にも弦が張ってあるスピーカー、銅鑼が吊るしてあるスピーカーなどに音を響かせて、柔らかな音色やキラキラした音色が出せて、そういう音色を聞いていると雲の上にいるようなフワフワした気分になります。そんな素敵な気分を味わってみたい方はこちらへどうぞ!

≪ La nuit d'onde vol.5 ≫

オンド・マルトノ:久保智美
ピアノ:藤田朗子

曲目:
ヘクスター/マップ(オンドソロ)
J.S.バッハ/ソナタ 作品1031(オンド+ピアノ)
ダオ/バイ・タップ(オンド+ピアノ)
ウー/・・・・・・タメライ -委嘱作品-(オンドソロ)
ナンカロウ/タンゴ?(オンド+ピアノ)
伊澤啓太郎/母の光(オンド+ピアノ)
松本淳一/スキッピン・ミラーズ(オンドソロ)

日時:12月12日(水)19時半開演(19時開場)
会場:渋谷・公園通りクラシックス(150-0042 渋谷区宇田川町19-5 B1F)
チケット:当日3500円 前売り3000円 
ご予約・お問い合わせ:公園通りクラシックス(03-3464-2701 17時-22時月曜休)
Mail:info@tomomikubo.com

 2日後の本番と告知が遅くなりましたが、まだまだ残席ありますので、皆様お誘いあわせの上聴きにいらしてください!

2012/12/04

楽落らいぶとネギの本当のお母さん

 先日の「楽落らいぶ」には、想像以上にたくさんのお客様にご来場いただき、私達音楽家も楽しく演奏することができました!特に第2部の落語は大盛り上がりで、どんな曲を差し挟むか時間をかけて選んだ甲斐がありました!

 この企画には、落語に合わせて選曲してくれるアドバイザーのような方がいなかったので、そのあたりは音楽家が全て考えなくてはいけませんでした。事前に渡された台本とDVDを見ながら、どんな感じの曲が合うか考え、その回の編成に合わせて作曲家にアレンジをしてもらい、それが出来上がったら落語家とのリハーサル。ここでまた、ああでもないこうでもないと演出やら選曲やらを考えたのですが、普通は全体を監督する方がいて演奏家は与えられた指示をこなすだけなので、今回の試みは不安な反面、いろいろと面白い発見もありました。音楽家の果たす役割が大きくて責任も重大ですが、きっと次回も演奏家の個性に合わせた楽しい会になることと思います。それを聴き比べるのも面白いかもしれませんね!

 さて、ずっと忙しくてネギにかまう暇もありませんでしたが、最近はすっかり寒くなったせいか、ネギは私の毛布の上で寝るようになりました。それも私より早く、布団の真ん中で。しょうがないので、寝ているネギを避けて、くの字に布団に入り込む私。私はあまり寝返りを打たないので、朝までお互いその体勢でいることが多く、縮こまって寝ているせいか疲れも抜けずに翌朝起きると、今度はネギの抱っこ攻撃が始まります。

 ネギは普段は甘え下手なのに、なぜか寝起きだけはすこぶる甘えっ子になって、寝起きで布団の上にボーっと座っている私の膝の上にニャーニャー言いながら上がってきます。そのままゴロゴロ言いながら丸くなって寝ようとするので、5分くらいは撫でてあげるのですが、後は無理矢理下ろします。なんたってこっちは仕事に行くのに5時半起きですから!ただでさえ低血圧の私が早起きするのは辛いのに、ネギにつられて二度寝なんかしたら遅刻確定です。

 写真は毛布の上でご満悦なネギさん。この毛布は肌触りが柔らかくて、ネギの大のお気に入りです。いつも寝る前にはこの上で一人ゴロゴロ言いながら毛布をにぎにぎしています。その上最近買った私のパジャマもこの毛布のような肌触りなので、朝方ネギがすり寄ってくるのも無理もありません。うちではこの手の肌触りの布地のことを「ネギの本当のお母さん」と呼んでいます。