2010/11/30

予防接種

 今日はネギの予防接種を受けに動物病院に行ってきました。ネギは病院も嫌いみたいですが、そこへ行くために車に乗るのがもっと嫌みたいで、車に乗っている間は普段あまり聞かないような低い声で鳴きます。乗っているのはたかだか10分くらいなんですが、その間一定のテンポで(多分)同じことを繰り返し言っているので、ずっと聞いているとまるでお経のように聞こえてきます。

 で、予防接種。毎回キャリーから出ないと頑張り、先生やスタッフさんに威嚇し、注射を打たれた途端人の手だろうが何だろうが近くにあるものに噛み付くという、飼い主としてそれはまあ恥ずかしいやら申し訳ないやらな恒例行事です。ところが今回は担当の男性の先生がいなく、かわりに若くて優しい女性の先生が診てくれたのですが、ネギの態度がまるでいつもと違う!キャリーからは素直に出てくるし、大人しく先生に体を預け、あんなに嫌がっていた注射にも声一つあげず、やはり去勢はしてもオスはオスだなーと思わざるを得ない一件でした。

 写真は家に帰って来てホッと一安心でストーブ前を占拠するネギ。そんなに女医さんがいいなら、次からは先生を指定できるか聞いてみようかな?

2010/11/28

しおりと猫耳

 知人から猫のしおりをいただきました!上に縫いつけられているフェルトのボールで遊んでいるように両面に猫が描かれていて、とってもかわいい!

 ネギを飼い始めてから猫グッズをプレゼントされる機会が増えたのですが、よくよく考えたらネギを飼う前にも予兆はありました。数年前の現代音楽のライブで出演者全員が作品を書くことになり、私も遊び半分で1台8手のピアノ小品を書いたのですが、猫をテーマにした曲だったため、全員ちゃちなフェルトの猫耳をつけて演奏したんです。その話を知り合いにしたところ、ワチフィールドのリアルな皮製猫耳がついたヘアリボンをプレゼントしてくれたので、いつか使わなくてはと思っているのですが、残念ながら実社会でいい歳した社会人がつける訳にもいかず、またどこかのステージで使える日が来るといいなと思っていたりいなかったり。

2010/11/26

看板猫

 昨日の続き。レストランの敷地内にはたくさんの猫がいて、オーナーさんが全部面倒を見ているんだとか。もともとは捨て猫や野良猫だったそうですが、今ではすっかり人間に慣れて、それぞれが気に入った場所でのんびりと日向ぼっこしていました。

 写真はその中の一匹。他の子達は逃げないまでも近寄ってはきませんでしたが、この子だけは人を見ると鳴きながら側に来て、撫でると喉をゴロゴロ鳴らして甘えてきました。撫でてくれた人をきちんと覚えているのか、帰りにも目が合った途端に駆け寄ってきて足下を離れず、猫好きにはたまらないレストランでした!

2010/11/25

豪華なランチ!

 先日お昼時に田舎道をドライブしていたのですが、なかなかご飯を食べれそうなお店が見つからず、ようやく見つけた感じの良いレストランに入ってみたら本格的なフレンチで、「やっぱりいいです」とは言えずに昼からしっかりとしたコースをいただいちゃいました!

 写真はメインのマスタードソースのグリルドポーク。ポークはもちろん、付け合せの野菜が味に勢いがあってとっても美味しかったです!前菜の小海老入りの南瓜のポタージュや、デザート盛り合わせも美味しかったし、同じ敷地内には石釜の天然酵母パン専門店とかわいいカフェもありました。また近くを通ることがあったら、今度はカフェの方に寄ってみようかな?

2010/11/24

コート

 道の駅に行った日はとても寒かったので、セロには冬用のコートを着せました!
 
 このコートはペットショップでひらかれたフリーマーケットで買ったのですが、大型犬用の服はなかなか出ないため、即決でゲットしたそうです。ウエストにはちゃんとベルトもしめていて、なかなか決まっているでしょ?

2010/11/23

道の駅

 今日は妹カップルとセロを連れて近郊の道の駅へ野菜を買いに行ってきました!セロは残念ながら中には入れなかったので外で待っててもらって、昨年不作でなかなか手に入らなかった新ブランド米「ゆめぴりか」をはじめ、山のように袋詰めされている人参や長芋など、季節の野菜をたくさん買い込みました!

 写真はとっても大きな長芋!同じ量でも形のいいものは50円高かったのですが、私達はいびつな形のものをチョイス。他に薪かと思うほど太い大量のごぼうを他のお客さんと半分こにしたりして、気持ちもちょっと暖かくなりました!

2010/11/21

そりすべり

 来月の仕事のためにルロイ・アンダーソンの「そりすべり」を金管五重奏+ピアノの六重奏に編曲することになりました。この曲には鈴やムチの音が入っていて、クリスマスシーズンには街でもよく耳にする楽しい曲です!楽器を演奏しながら鈴やムチを担当するのは結構大変ですが、メンバーの誰にお願いしようかな?

 写真は地元の犬ぞり体験イベントを見学した時のもの。まだ若い訓練中の犬ばかりだったので、興奮してお客さんが落ちても気がつかないほど。乗りこなすのはとっても大変そうでした!

2010/11/20

鍵が折れた!

 先日の本番の日の朝、車のトランクに衣装や荷物を乗せようとキーを回した途端鍵穴の中でキーが折れてしまい、とっても大変な目にあいました!とりあえず手元にあった2本目のキーでエンジンをかけられたし、トランクは車内のレバーで開けられたのですが、本番の当日に予想もしないトラブルに見舞われるのは精神的に結構響きます。

 後でインターネットで調べたところ、鍵穴の中でキーが折れることは結構あるそうです。原因は金属疲労で、折れた場合はディーラーに持っていくしかないようですが、私は時間がなくてまだ行っていません。師走にむけて忙しくなりそうなのに、そういう時に限って雑用って増えちゃうんですね~。

 後日談。鍵屋さんでスペアキーを作ってもらったところ、うちにあった2本のキーは両方ともマスターキーではないことが判明しました。実はうちの車は知人からただで譲っていただいた年代物で、最初の持ち主からうちに来る間にも他の人が乗っていた時代があります。マスターキーはそのどこかで紛失してしまったのかもしれませんが、車のキーのような精密な鍵のスペアを作るなら、基本的にはマスターキーから作らないといけないそうです。

2010/11/19

スカーフ

 妹の小さなタイ型のスカーフ。妹自身はあまり使わないのでちょっとセロの首に巻いてみたら、こげ茶の毛色にぴったり!

 セロは首輪やリードを結構たくさん持っています。私も妹もアクセサリーの類にはあまり興味がないので、もしかしたら私達よりもたくさん装飾品を持っているかも。短毛で寒がりなので冬の外出用にコートまで持っているのですが、薄手のバーバリー柄コートを着せると、宮崎駿監督のTVアニメ「名探偵ホームズ」の擬人化された犬の登場人物っぽくなります!

2010/11/17

譜めくり

 先日縁あって室内楽のコンサートでアンドレ・プレヴィンさんの譜めくりをさせていただく機会がありました。共演はNHK交響楽団の弦楽器奏者の方々で、プログラムはオールモーツァルト。巨匠の譜めくりとあってかなり緊張しましたが、すぐ側で演奏を聴けたのはとても大きな収穫でした!

 ピアノは弦が張ってある胴体から客席側に向けて音が飛ぶ楽器なので、ピアニストが演奏する鍵盤の前と共演者がいる胴体の前や客席では、聞こえる音量に大分差があります。特に弦楽器のようにピアノとの最大音量にかなり差がある楽器とアンサンブルする場合にはとても神経を使うのですが、こればかりは経験をもとに憶測で調整するしかありません。なので誰かの譜めくりをする時には、チャンスとばかりに鍵盤前で聞こえる音量のバランスをチェックしているのですが、プレヴィンさんはとても軽やかに演奏されていて、緊張しながらもそのコントロールをしっかり脳裏に焼付けさせてもらいました!

 写真はドイツ製自動譜めくり機。あらかじめ各ページにマグネットシートを貼っておかないといけないのが面倒ですが、ペダルを踏むと譜面台手前の金属のバーが右から左へと回転し、磁力で引っ張られたページがめくれるという優れもの。ただ約5万円と結構お値段が張るのと、リピートなどで前のページに戻ることは出来なさそうです。譜めくりは地味ですがかなり大変な仕事なので、上手い人はそれだけで生活できるくらい引っ張りだこです。そのレベルになると自動譜めくり機なんて及びもしませんが、下手な譜めくりよりは機械の方が頼れるかもしれません。

2010/11/16

鼻ボタン

 留学時代にたまに預かっていた黒猫のチルチル。飼い主の友人はよく「鼻ボタン~!」と言ってはチルチルの鼻を押していたのですが、チルチルは嫌がる風でもなく愛情表現の一環として受け入れていました。ふとその光景を思い出した私はネギにも試してみたのですが、すごく迷惑そうな顔をされてしまいました。

 鼻と言えば、犬や猫の鼻はいつも冷たいですが、私の鼻も冬になるとものすごく冷たくなります。たまには鼻が冷たくて夜中に目が覚めることもあるくらいなんですが、周りの人に聞いてみても同じ症状の人は妹しかいません。あまりに鼻が冷たいので鼻用のマスクが欲しいくらいなんですが、ネギやセロもやっぱり寒いのかな?

2010/11/15

森のはちみつ

 昨日の日本アルバン・ベルク協会での演奏会は、とても暖かい雰囲気の中無事に終えることが出来ました!総会の参加者には著名な先生方や熱心なクラシックファンの方々がいることを予め聞かされていたので、先日のNHK-FMの収録とはまた違う意味で緊張しましたが、音楽的にはやりたいことが出来たと思います。演奏会の後は関係者全員での打ち上げがあり、たくさんの方々と交流することができました!

 写真は共演の吉川真澄さんからいただいた専門店の蜂蜜。フランスでは花ごとに種類の違う蜂蜜を売っているお店をよく見かけましたが、日本にもそういうお店があるとは知りませんでした。昨日いただいたのは栗やユーカリなどの花と樹液の百貨蜜で、黒糖のような香ばしい甘みがあるそうです。コーヒーやホットワインによく合うそうで、これからの季節にぴったり!

2010/11/13

湯たんぽ

 ここ数日昼間は暖かかったので暖房をつけていなかったのですが、寒がりのネギが火の気のないストーブの前でションボリしているのをよく見かけました。もうすっかり冬毛に生え変わっているのに、これからもっと寒くなったらどうする気なんでしょう?

 写真はネギ愛用の湯たんぽで、電子レンジで3分ほど暖めると8時間暖かさが持続する優れものです。寒い日の夜これをタオルにくるんでネギのベッドに入れてあげると、普段なら「遊んで~」と来るようなシチュエーションでも全然起きる気配がありません。

2010/11/12

明後日も本番!

 この秋に私が関係する本番は、一般に開かれていないものが多いのですが、明後日も日本アルバン・ベルク協会の会員限定の総会にて、ソプラノ歌手の吉川真澄さんと一緒に演奏します!

 《 日本アルバン・ベルク協会 総会 》

ソプラノ:吉川真澄
ピアノ:藤田朗子

曲目:
ヴォルフ / 「少年と蜜蜂」「エオリアンハープ」「妖精の歌」
アーン / 「牢獄にて」
ミヨー / 「泉にて」
プーランク / 歌劇「ティレジアスの乳房」より「いいえ旦那さま」
湯浅譲二 / サブリミナル・ヘイ・J(ピアノソロ)
湯浅譲二 / 「空」
一柳慧 / 「はじめに・・・」
一柳慧 / 雲の表情Ⅰ(ピアノソロ)
武満徹 / 「死んだ男の残したものは」「翼」

日時:11月14日(日) 19時開演(18時半総会開始)
会場:タカギクラヴィア(150-0046 東京都渋谷区松濤1丁目28-7)

 私は吉川さんの明るい声質も音楽性も大好きなんですが、彼女は曲選びのセンスも素晴らしくて、毎回楽しいプログラムを組んでくれます。今回もとても面白いコンサートになりそうなのに、一般公開でないのが残念!

2010/11/11

収録終了!

 今日は渋谷のNHKで名曲リサイタルの収録をしてきました!会場に着いてすぐにリハーサル、実際にどういう動きがあるか場当たりの確認、出演者全員での台本打ち合わせの後収録と、結構長丁場でした。

 今回のプログラムはピアノパートが派手な曲が多く、その分テクニック的な負担も大きくて、すでに何度か本番にかけている曲ですら危なっかしいところがありましたが、音楽的にはまあまあといったところ。やっぱり一発録音はプレッシャーが大きかったですが、それでも普段どおりの演奏ができるよう、これからの練習に今日の結果を生かせたらと思います。

 写真は収録後に寄った中華料理店のマンゴー豆腐。キンキンに冷やされたゆるめのマンゴー豆腐に酸っぱめのソースがかかっていて、今年食べたデザートの中でも1・2を争う美味しさでした!

2010/11/09

愛の喜びスペシャル!

 毎週土曜日の午後7時20分から放送されているNHK-FMの老舗プログラム「名曲リサイタル」に、デュオのあいかたである橋本晋哉が出演することとなり、私も伴奏で参加することになりました。実は数年前にも出演したことがあるのですが、お客様を入れての公開収録、しかもとり直しなしの一発録音というのはかなり緊張します!

《 NHK-FM 名曲リサイタル 》

テューバ:橋本晋哉
ピアノ:藤田朗子

曲目:
クライスラー=ラフマニノフ(橋本晋哉編曲)/ 愛の喜び
バーンスタイン / ミッピー3世のためのワルツ
プーランク / ロンサールの5つの詩
チェレプニン / アンダンテ
ピアソラ / ル・グラン・タンゴ

放送日時:12月18日(土)19時20分~21時

 プログラム1曲目の「愛の喜び」はクライスラーが作曲したヴァイオリンとピアノのための小品ですが、ラフマニノフがピアノソロ用に編曲したものを、さらに橋本がテューバとピアノのためにアレンジしました。「名曲リサイタル」では毎回2組の演奏家のミニリサイタルを放送していますが、今回のもう一組はヴァイオリンとピアノのデュオで、そちらでも「愛の喜び」をプログラムに入れていたため、「『愛の喜び』スペシャル」なる聴き比べコーナーがあります!

2010/11/07

肉球マシュマロ

 先日の低音デュオを聴きにいらしていた知人から関係者へのお土産でいただいたマシュマロ。これ実はインターネット上でも評判の猫の肉球をかたどったマシュマロなんです! 

 売っているのは「やわはだ」という長野県のマシュマロ専門店で、ふんわりと甘くて柔らかい肉球マシュマロは常に売り切れ状態の人気商品です。とくに白い手にピンクの肉球がネギそのもの!このマシュマロをいただいて以来、ネギの肉球がマシュマロに見えてしまいます!

2010/11/06

無事終了!

 先日の低音デュオはたくさんのお客様にご来場いただき、無事に終えることができました!今回は現代音楽を取り上げた演奏会の中でも濃いめのプログラムでしたが、出演者二人の自作から松平頼暁先生の委嘱新作まで、たっぷりとお楽しみいただけたことと思います。シャボン玉やiPadなど小道具もかなり多めでした!

 当日私は受付とCD販売のお手伝いをしていました。自主公演の演奏会では家族や友人がこういったお手伝いをすることはよくあるのですが、考えてみたら私自身はそんなにやったことがなく、なんとなく不慣れな雰囲気が出ていたかもしれません。

 写真は楽屋に張ってあった手書きのポスター。タヌキのセリフの下には、小さく「楽屋はきれいに使いましょう!!」と訳があります。それにしても「ポンン」はなかなか発音しにくいですね。

2010/11/03

いよいよ明日!

 いよいよ明日に迫ってまいりました、低音デュオ!かなり小道具いっぱいで、広げているのを見ているだけでも楽しそうです。

 現代音楽に使う小道具は楽器や音の出るものだけではなくて、そういうものが突然必要になったりすると、よく24時間営業のドン・キホーテに探しに行きます。ドン・キホーテには大体欲しいものが揃っていて大変重宝するのですが、夜中の2時過ぎに「風船とサイコロありますか?」とか尋ねると、ほとんどの店員さんには怪訝な顔をされます。


le tuba rencontre... vol. 7
《 低音デュオ3rdlive 》

声:松平敬
テューバ:橋本晋哉

曲目:
松平頼暁 / ローテーションI(委嘱新作)
松平頼暁 / ホワイ・ノット?
田中吉史 / 科学論文の形式によるデュオ(2010改訂初演)
鈴木治行 / 沼地の水
松平敬 / 天井のコラール(初演)
橋本晋哉 / 海峡(初演)
ミシェル・ゴダール編 / De Profundisによる即興
ベルナール・カルロゼマ / エオリアン

日時:11月4日(木) 19時開演 (18時半開場)
会場:門仲天井ホール(135-0048 江東区門前仲町1-20-3 東京建設自労会館8F)
料金:当日3000円 前売り2500円(もんてん会員500円引き)
お問い合わせ・予約:teion2@me.com

 そんなわけで、アレもありコレもありな明日の本番ですが、たくさんの方のご来場をお待ちしています!

2010/11/02

佐賀城跡

 佐賀では観光をする時間は全然なかったのですが、空港へ向かう途中に佐賀城跡をちらっと見てきました。佐賀城跡には本丸を復元した歴史館があり、入場無料にもかかわらずかなりしっかりとした歴史的価値の高い展示物が並んでいるそうです。今回はスーツケースがあったので門からちょっと中を覗いただけでしたが、次回はぜひ時間をとってゆっくり見てまわりたい!

 最近は武将ブームで歴女と呼ばれる歴史好きの女性が増えたそうですね。私はそこまではいきませんが、海外で生活したことで改めて日本のことを知りたいと思うようになり、行く先々でお城があると訪れるようになりました。大河ドラマも観るようになったし、留学のおかげで思わぬところで興味の範囲が広がって、その分楽しみの多い人生を送れるようになったのかもしれないと思うと、ちょっとお得な気がします!

2010/11/01

フラワーアレンジメント

 先日の佐賀での演奏会では、地元の草月流の先生が舞台のフラワーアレンジメントを担当してくださいました。私はこれまでステージ上でこの規模のアレンジメントは見たことがありませんでしたが、佐賀では割とよくあるのだそうです。秋をイメージした草花に、九州ではよく見かける白鷺を模した飾りがたくさん舞っていて、まるでオペラのセットの様にゴージャス!

 写真は照明の確認をしているところ。手前のライトを消して奥のカラーサーチだけがついた状態だと、もっとカラフルですごいことになっていました!