2013/04/25

電気にしびれて!

 年度初めのバタバタもようやく落ち着いて、気がつけば今週末からはゴールデンウィーク!今回はあんまり休みがとれず、普段とそう変わらずに業務をこなす予定ですが、1日くらいは近場にお出かけしたいなと思っています。関東は寒い日が多かった4月ですが、そろそろ暖かくなってくれるといいですね。

 さて、連休明けてすぐに、オンド・マルトノ奏者の久保智美さんと江戸川区音楽協議会主催のサロンコンサートに出演します。オンド・マルトノはフランスの電子楽器ですが、今回は特にフランスものを集めたプログラムとなっていますので、フランス好きの方はぜひ聴きにいらしてください!

《 第140回 サロンコンサート 1920年代のパリ~電気にしびれて! 》

オンド・マルトノ:久保智美
ピアノ:藤田朗子

曲目:
プーランク/愛の小径
ケクラン/リリアンのアルバム
ミヨー/組曲
ラヴェル/ソナチネ
プーランク/エディット・ピアフを讃えて
メシアン/美しき水の祭典
クルーズ/ALS(オンドソロ)
サティ/3つのメロディ

日時:5月8日(水) 19時開演(18時半開場)
会場:タワーホール船堀 小ホール(134-0091 江戸川区船堀4-1-1)
料金:1000円
お問い合わせ・申込み:江戸川区音楽協議会(03-3659-1920 小倉)

 1920年代の古き良き時代の素敵な作品を、その時代に生まれたオンド・マルトノの音色と共にお送りします。メシアンの「美しき水の祭典」は、1937年のパリ万国博覧会の音と水と光の芸術イベント「光の祭典」のために書かれた曲で、今回はスクリーンに当時の映像を写しながらの演奏になるそうです!

2013/04/19

フェルメールの絵のような

 先日急にぽっかりと時間があいたので、昔住んでいた町にドライブがてら遊びに行きました。目的地に着いた頃には陽も傾きかけて、風も強くかなり寒かったのですが、久しぶりに海をたっぷり眺めて満足しました!

 私が海沿いに暮らしたのはその町が初めてで、それまで海が恋しいなんて思ったことは一度もなかったのですが、一度住んでしまうとやっぱり好きになってしまうものですね。今はまったく海から離れた地域に住んでいるので、時たま無性に海が見たくなります。

 海沿いをドライブして、昔よく通ったカフェでお茶を飲んで、夕食はお世話になった方々と一緒に食べたのですが、すでに第二の故郷のような居心地の良さでした。いや、パリが第二の故郷になるとしたら第三かな?

 住めば都とはよく言ったもので、今では現在住んでいる町も気に入っています。私はこれまでに何度も引っ越しをしていて、その度に「新しい町にお気に入りのカフェやレストランは見つかるのかしら?」と思うのですが、案外素敵なところってたくさんあるんですよね。パリに住んでいた頃はどこに住んでも手痛い仕打ちにあったものですが、今思い出すとそれも良い思い出です。歳とってから経験したくはないけれど!

 写真は先日訪れた海。ちょっと雲が多かったのですが、たまに空から夕陽が差して綺麗でした。よく「パリの空の色は他と違う」とパリっ子は言いますが、私はあまり違いを感じたことがなくて、パリでも東京でも探せばフェルメールの絵のような素敵な色合いの空を見つけることができます。