この曲はヴィルヘルム・ミュラーの詩による「美しき水車小屋の娘」という全20曲からなる歌曲集の第18曲目。内容は悲恋物語で、恋の叶わなかった青年は最後に自殺してしまうのですが、「しぼめる花」はまさに自殺直前の絶望とあきらめの心境を歌っています。
実は変奏曲の中で最初にこの歌曲のテーマを演奏するのは、フルートではなくてピアノです。ピアノが歌手パートとピアノ伴奏パート両方を演奏するのですが、ただでさえ素晴らしい歌曲を、器楽で、しかも一人で、原曲に引けをとらない演奏にするのは至難の業です。あの素晴らしい歌曲に近づくにはどうしたらいいのか、あと2週間あるので試行錯誤してみようと思います。
写真は庭に咲いていた花。青年が恋する人にもらって、しおれてもなお大切にしていた花は、こんな感じの可憐な花だったのではないかと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿