受講生が持ち寄った楽器には、片手で抱えられるような小さなものから、オーケストラで使用されるグランドハープより少し小さいくらいのダブルハープ(弦が2列に張られているハープ)まであり、上級者は先生のトリプルハープ(弦が3列に張られているハープ)をお借りし、小さなサウンドボックスの上に弦を横に張り鳥の羽で弦をかき鳴らすプサルテリーというハープの仲間も参加して、2日間の講習会の最後には全員での合奏とソロの発表会までありました。
写真はお借りしたゴシックハープ。小型で持ち歩けて便利ですが、大きなハープのように楽器を地面に設置するだけの長さがないため、左足の膝を曲げてふくらはぎの上に楽器を乗せ、右足で固定し、軽く右肩に当てて支えます。私は割りとすんなりこのポーズができたのですが、かなり不自然な格好なので、慣れないうちは長時間練習すると肩や腰が痛くなるそうです。
それにしてもハープは面白い!いつもはキーを押してからハンマーが弦をたたくまでいくつものアクションがあるピアノを演奏しているので、直接弦に触れて指先のちょっとした動きであんなにも音色が変わるハープを演奏すると、なんだか自分の全てが生々しく音に反映されて、少し怖い気すらします。
0 件のコメント:
コメントを投稿