2011/01/03

荷物運び

 留学中は家具付きのアパルトマンに住むことが多かったし物も少なかったので、引っ越しの時は大抵自分で荷物を運んでいました。スーツケースに荷物を詰めてメトロで移動すること数回、ピアノ以外はこれで済んでしまいます。

 パリのメトロには実に様々な物を運んでいる人がいて、私もむき出しの電子レンジやら簡易洗濯機やら日本だったらビックリされるような物を運んだことがあります。メトロの車内では演奏や詩の朗読、人形劇などが行われていることもあり、フランス人はそれに慣れているせいか、比較的大きな荷物にも寛容だった気がします。

 さて、今回の引っ越し。今まで住んでいた家は家具・家電付きで、荷物と言えば楽器と楽譜と身の回りの物だけ。そこでフランス的に「車で何往復かすれば行けるかも?」と実行してみたのですが、楽譜や楽書だけで段ボール箱20箱くらいになってしまい、気をつけていても物はどんどん増えるんだと改めて思った次第。今のところ半分くらいしか運べていません!

 写真はクレーンに吊られた私のピアノ。こればかりは専門業者にお願いしないといけないのですが、今回頼んだところはとても丁寧で、狭い路地で電線や植木に注意を払ってのクレーン作業が芸術的で、ついつい見惚れてしまいました!

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