先日知人へのプレゼントに宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」を取り寄せました。挿絵は空間や映像を使った作品を多く手がけている清川あさみさんで、この本では絵や写真に直接刺繍をするという手法をとっています。メディアで取り上げられる機会も多いようなので、すでにご覧になった方もいらっしゃることと思いますが、絵そのものも美しいうえに、ビーズやスパンコール、刺繍糸の繊維に反射する光まで絵の一部として取り込んでいて、パッと見ただけではどうなっているのか分からないくらい幻想的な作品に仕上がっていました。その絵が、美しい風景描写や賢治独特のちょっと変わったオノマトペにとってもあっていて、今にも動き出しそうなくらいです!
写真は挿絵の一部。清川さんは他に人魚姫などの挿絵も手がけているので、いつかそちらも見てみたい!
0 件のコメント:
コメントを投稿