犬や猫の爪には血管が通っているため慎重に切らなくてはいけないのですが、セロの爪は黒くてどこまでが血管なのか見た目には分かりません。かと言ってほっておくと爪と一緒に血管も伸びてしまい、あんまり伸びすぎると痛くて歩けなくなるんだとか。外飼いや長く散歩をする場合は自然に削れるようですが、セロの場合は家の中にいることが多いので、切る側も切られる側もおっかなびっくりです。
うちではペットショップの爪きりが上手い店員さんにお願いするようにしているのですが、先日かなり血管ギリギリのところまで切ってくれたようで、出血はなかったけれど念のために止血用のパウダーを渡されました。血管を傷つけると痛みもあるので、セロも爪切りは好きではないのですが、その日は何事もなくご機嫌で帰ってきたのでした。ところが、帰ってきてしばらくすると床にポツポツと血の跡が。びっくりしてセロの爪を確認すると、ほんのちょっとですが血が滲んでいました。慌ててパウダーをつけてすぐに血は止まったのですが、それまで元気だったセロが途端に不安気な顔になり、「ぼく、もしかして血出てたの・・・?」としょんぼりしてしまい、「人間も動物も男の子は血に弱いなー。」となんだか可笑しくなってしまいました!本人はそれどころじゃなかっただろうに、ごめんね、セロ。
写真はすっかり血も止まって庭で遊んでいるセロ。足下にあるのは仔犬の頃からお気に入りのとうもろこしのおもちゃ。
0 件のコメント:
コメントを投稿