2011/08/09

ピーターと狼

 軽井沢国際音楽祭期間中は多くのコンサートが開催されますが、今日は私が出演する「軽井沢おんがくものがたり」のご紹介を。

 「軽井沢おんがくものがたり」は、その名の通りストーリーがついているプログラムばかり集めたコンサートで、R・シュトラウスの「もうひとりのティル・オイレンシュピーゲル」、プロコフェイエフの「ピーターと狼」、ストラヴィンスキーの「兵士の物語」と豪華3本立て!私は野平多美さんが編曲された「ピーターと狼」に出演します。

 「ピーターと狼」には小鳥・家鴨・猫・狼とたくさんの動物が出てきて、それぞれの特徴をとらえたメロディがいたるところに散りばめられている楽しい作品です。原曲ではフルートが小鳥を、オーボエが家鴨を担当するのですが、今回のアレンジではどちらもピアノが担当することになっているため、パート譜もピヨピヨガァガァとかなり賑やかです!

 《 軽井沢“おんがくものがたり”~言葉と音楽による楽しい芸術体験~ 》

曲目:
R.シュトラウス/もうひとりのティル・オイレンシュピーゲル
 クラリネット:横川晴児
 ファゴット:佐藤由起
 ホルン:今井仁志
 ヴァイオリン:小林美恵
 コントラバス:吉田秀

プロコフィエフ(野平多美編曲)/ピーターと狼
 クラリネット:横川晴児
 ファゴット:佐藤由起
 ホルン:今井仁志
 トランペット:菊本和昭
 トロンボーン:新田幹男
 パーカッション:植松透
 ヴァイオリン:小林美恵
 コントラバス:吉田秀
 ピアノ:藤田朗子
 語り:山田美也子

ストラヴィンスキー/兵士の物語
 クラリネット:横川晴児
 ファゴット:佐藤由起
 トランペット:菊本和昭
 トロンボーン:新田幹男
 パーカッション:植松透
 ヴァイオリン:ジェラール・プーレ
 コントラバス:吉田秀
 語り:ミッシェル・ワッセルマン

日時:8月24日(水) 16時開演(15時半開場)
会場:軽井沢大賀ホール(389-0104 長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢東28-4)
チケット:S席3000円 A席2000円 学生(高校生以下)1500円
ご予約:軽井沢大賀ホールチケットサービス(0267-31-5555 10時-18時)
     チケットぴあ(0570-02-9999 Pコード137-271)
     ローソンチケット(0570-084-003 Lコード38640)

 写真は何か面白そうなものを見つけたネギさん。「ピーターと狼」ではクラリネットが猫を担当します。ネギを飼う前に聴いた時は「猫ってこんな感じだっけ?」と思ったのですが、今聴くと「なるほどー!」と思ってしまうくらい猫っぽいメロディ。抜き足差し足で獲物に近づいたり、慌てて木に登る様子、本人は真剣なのにどこか間が抜けている猫の特徴がよく出ています!

2 件のコメント:

  1. 広角で下方から切り取ったアングル。ネギちゃんもやや、デフォルメされて、動きを感じさせる良い写真だと思います。画面もほんの少し傾斜していて、それがこの写真の動感に役立っています。 実は、仕事で昨日、軽井沢に行ってきました。軽井沢はやはり、関東に較べて涼しかったです。湿気は感じましたが、空気もこちらとは違いますね! 夜、大賀ホールでコンサートが開かれていたので、今月後半、通い詰めることになるホールに、ご挨拶も兼ねて聴かせて頂いてきました。 駅から茜屋珈琲店の脇を抜けて、ホールの隣りの矢ケ崎公園に向かいます。公園が近づいてくると、その風景に何か違和感が。。。 橋がない! 池に架かっている大橋が無くなっている!あの橋、大賀ホールに伺う時はいつも渡ってゆきました。"音楽"という非日常の世界に渡る夢の架け橋の様に思っていて、好きだったのですが、大変残念です。これからは池の縁を大回りしてホールにゆかなければならない。
    まあ、鴨さんたちに挨拶しながら、ゆるりと、ゆくこととします。

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  2. Daisukeさん

    あの橋がなくなってしまったなんて!音楽祭期間中は息抜きにあの橋の上でボーっと鴨さん達を眺めたものです。素敵な橋だったのに残念ですね。今年は仕事の関係で24日の本番が終わったらその日のうちに帰らなくてはいけないのですが、私の分まで大賀ホールの素晴らしい響きの中で音楽を堪能してください!

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