2011/06/27

手書きの過去問

 もうすぐ6月も終わってしまいますね。7月初旬には大学の前期試験があるため、課題作成や事務的な作業で慌しくなってきました。もちろん通常の授業の準備もあるし、レッスンや演奏も同時進行でこなしているので、ここのところは猫の手も借りたいくらいの忙しさです。

 私がまだ大学生の頃、ソルフェージュの初見試奏課題と言えば半分くらいは手書きのものでした。今では大半が楽譜製作ソフトによって出版譜のように綺麗に浄書されますが、時代をさかのぼって過去問を調べると、だんだんと手書き譜が増えていきます。手書き譜は読みにくいという欠点もあるのですが、作曲された先生方の個性が垣間見え、見ていて飽きません。課題の中には過去にソルフェージュ科に在籍された著名な先生の作品もあり、数十小節の短い作品ながらその素晴らしさに感嘆することもあります。

 写真は爆睡中のネギ。忙しさに猫の手が借りたくて、たまに寝ているネギの手を握ってみることがあります。握ったところで爪がでるくらいしか変化はないのですが、温かくて柔らかな肉球にはちょっとだけ癒されます。

2 件のコメント:

  1. 今日も暑いですね! 駅から藝大までの道のり、汗が滲んでくるでしょう?途中の噴水なんかで一休みなさるのかな。手書きの過去問。なにしろ、天下の藝大なのですから、過去のあまたの才能のある先生方の手書きの楽譜を見られるのはとてもしあわせなことですよね。短い小節だからこそ、その先生の才能が、個性がぎゅっと濃縮されて詰まっている。肉球は僕もよくフニフニします。ネギちゃんはまだ若いからきっときれいな肉球でしょう。ヤムヤムのは所々、角質化している。。。
    いつも裸足で15年もいれば、そうもなるでしょう。人間と同じですね。藤田さんのはまだまだおきれいでしょうけれど。

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  2.  Daisukeさん

     本当にこう毎日暑いと体力持ちません!昔は大学のすぐ横に京成線の博物館動物園駅があったので、暑くて我慢できない時は日暮里から京成線を使ったものですが、あの駅も閉鎖となったので、残る手段は台東区コミュニティバスの「めぐりん」くらいでしょうか。

     でも暑くてもネギを抱っこすると落ち着きます。汗をかいて素肌のまま抱っこすると抜け毛がくっついて大変なことになるので、夏は膝に乗せて肉球触るくらいですが、それでもリラックスしますよね。

     ネギの肉球はだいぶん固くなってきました。先日友人宅の仔猫と遊んで、その肉球の柔らかさに「ネギも昔はこんな感じだったっけ。」と思ったくらいです。私も夏場はサンダルが多いので、冬に比べるとやっぱり固くなっちゃいますね~。

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